コースについて みまくんはチャットボットです。みまくん本体に人とチャットするための機能を追加するのがみなさんの課題です。大変な難題だと思われると思いますが、この講座が君にとってこれからの人生を変えるようなインパクトがあります。頑張ってください。
コース内容
第一章 みまくんとは何?
みまくんの誕生秘話
みまくんは株式会社アドウィンによって開発されました。現在はラズベリーパイという基板を利用しています。Raspberry Pi(ラズベリーパイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータです。イギリスのRaspberry Pi財団(非営利組織)とRaspberry Pi Ltd.(営利組織)によって開発されています。日本語では略称としてラズパイとも呼ばれていろいろな分野で活用されています。
みまくんでできること
みまくんはラズベリーパイを搭載していますから。いろいろなことができます。
あなたと楽しく会話をしたり、今日の天気を教えてくれたり、時にはお悩み相談に乗ってくれたり……。まるで心を持った「小さな相棒」のように活躍してくれます。この講座を通じて、あなただけの「みまくん」を一緒に育てていきましょう!ワクワクしてきませんか?
おしゃべりの他になにができるの?
みまくんの頭脳である「ラズベリーパイ」は、手のひらサイズの立派なコンピューターです。そのため、ただ決まった言葉を話すだけではありません!例えば、センサーを使って周囲の温度や障害物を感知したり、モーターを制御して動いたり、LEDを光らせたりといった「電子回路・ハードウェアの制御」です。これはラズベリーパイの得意分野です。
しかし、それだけでは単なる「動く機械」に過ぎません。
今回の講座で皆さんに挑んでいただくのは、このみまくんに「言葉」を教え、人間と対話できる「頭脳」をプログラミングで組み込むことです。最新のAI技術(大規模言語モデル)とラズベリーパイを連携させることで、みまくんはただの基板から、あなたの質問に答え、学習をサポートしてくれる「頼もしい相棒」へと進化します。
これまでに蓄積してきた教育システム構築のノウハウと、急速に進化するAI技術を掛け合わせることで、一方通行の学習ではなく、いつでも対話を通じて伴走してくれる「新しい学習の相棒」を生み出せないか。そんな思いから、教育現場に特化したAIチャットボットの開発という新たな挑戦が始まりました。
第1章:次世代教育への挑戦(なぜチャットボットが必要だったのか)
長年、メカトロニクスや電気回路といった実践的な教材開発を通じて、技術を学ぶ面白さと、同時に直面する壁の高さを見つめてきました。図面を読み解き、ハードウェアを組み立てる「手を動かす学び」は不可欠です。しかし、そこでもし、つまずいた瞬間にすぐ隣でヒントをくれ、思考を整理してくれる存在がいれば、学習者の理解はさらに飛躍するはずです。
第2章:AIに命を吹き込む(プロンプトと試行錯誤の日々)
AIを単なる「便利な検索ツール」で終わらせないためにはどうすればいいか。答えをすぐに教えるのではなく、学習者が自分で考える力を引き出す「良き伴走者」のような存在にしたい。そのための要となるのが、AIへの指示書である「プロンプト」の緻密な設計でした。
システムに専門的な技術知識を正しく理解させることはもちろんですが、それ以上に苦心したのが「振る舞い」の調整です。つまずいている時に励ましてくれる温かみのあるトーンや、直接的な答えではなくヒントを出す絶妙なバランス。何度もプロンプトを書き換え、テストを繰り返す日々の中で、無機質なシステムに少しずつ「みまくん」としての命が吹き込まれていきました。
第3章:母校・呉高専への凱旋(2025年12月、実践導入の瞬間
開発チームと「みまくん」が、いよいよ実際の教育現場に立つ日がやってきました。2025年12月、舞台は私の母校でもある呉工業高等専門学校。緊張と期待が入り交じる中、学生たちの前で初めて「みまくん」をお披露目しました。
最初は半信半疑だった学生たちも、実際にみまくんに質問を投げかけ、的確で温かみのある返答が返ってくると、パッと表情が輝きました。「こんな風に答えてくれるんだ!」「これなら一人でも課題が進められそう」。その瞬間、私たちが試行錯誤して吹き込んだ「命」が、確かに現場の学生たちに届いたことを実感しました。技術が単なるツールを超えて、人と人、人と学びを繋ぐ架け橋になった感動は、今でも忘れることができません。
第4章:現場のリアルな反響(対話から生まれた変化)
・学生たちがどのようにAIを活用し、学習効果やモチベーションにどんな変化が現れたか。
第5章:国境を越える未来の教育エコシステム(2万人塾構想)
・この成功を土台に、海外のクリエイターとも協働しながらグローバルに展開していく長期ビジョン。